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『アントマン』(WOWOW)
2017年08月28日(月)
Ant-Man


 〈マーベル・シネマティック・ユニバース〉シリーズの第12作目で、これ以前の〈アベンジャーズ〉シリーズに登場しないアントマンを主人公にしたスピンオフ的な作品である。
 監督にジム・キャリー主演の『イエスマン/“YES”は人生のパスワード』(2008年)を撮ったペイトン・リードが起用され、シリーズ諸作とは雰囲気の異なるコメディタッチが特長。

 主人公のスコット・ラング(ポール・ラッド)は刑務所を出所したばかりのコソ泥。
 今度こそ更生しようと就職したサーティワンアイスクリームのショップを前科がバレてクビになり、娘の誕生日パーティーに駆けつけたら離婚した元妻マギー(ジュディ・グリア)とその夫の警察官パクストン(ボビー・カナヴェイル)に追い返されてしまう。

 生活に行き詰まったスコットはやむなく昔の仲間とコソ泥稼業を再開、忍び込んだ邸宅の金庫にあった特殊なスーツを盗み出し、これを着てアントマンに変身するようになる。
 薄汚れたバスルームで突然1.5pの蟻人間≠ノなってしまい、シャワーの水に押し流されて水道管から吐き出され、とんでもない目に遭う最初のツカミは昔ディズニーランドにあった『ミクロアドベンチャー!』(1997〜2010年)そっくり。

 邸宅とスーツの持ち主は元シールド(米政府内部の秘密軍事組織)の研究者だったハンク・ピム(マイケル・ダグラス)。
 実は、スコットにスーツを盗ませたのも、アントマンになるよう仕向けたのもハンクの計略で、シールドでハンクの研究を悪用しようと企むダレン・クロス(コリー・ストール)の陰謀を打ち砕くのが目的だった。

 ハンクの計画を理解したスコットは、ハンクの娘ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)に格闘技と蟻を操る手ほどきを受け、様々な訓練を重ねる。
 前項『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に登場したファルコン(アンソニー・マッキー)とスコットが一戦交えたり、最近日本を騒がせたヒアリ(字幕では「火アリ」)の群れをスコットが手懐けたりするくだりが面白い。

 ルイス(マイケル・ペーニャ)、デーヴ(ティップ・"T.I."・ハリス)、カート( デヴィッド・ダストマルチャン)らコソ泥仲間のキャラクターもなかなか秀逸。
 ピム親子の隠された確執など、しっかり描き込まれた脇ネタも見応えがある。

 唯一ガクッときたのは、悪役ダレンが意外に単細胞なところで、クライマックスではいったんスコットやハンクを追い詰めながら、自ら逆上して墓穴を掘ってしまう。
 せっかくここまで完全無欠、冷酷無比のヒールで通してきたのに、苛立ちのあまり飛行中のヘリコプターの中であたり構わず拳銃をぶっ放す、という展開には正直なところ少々シラけた。

 まあ、自宅のテレビではなく、劇場で3D版を見ていたら気にならなかったかもしれないが。
 オススメ度A。

(2015年 アメリカ=ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ 117分)

 ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2017リスト
 ※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)

63『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年/米)B
62『インクレディブル・ハルク』(2008年/米)C
61『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年/米)B
60『大いなる決闘』(1976年/米)B
59『ワイルド・ギース』(1978年/英、瑞)A
58『鷲は舞いおりた』(1977年/アメリカ)C
57『デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー』(2007年/米)B
56『ブレードランナー/ファイナル・カット』(1982、2007年/米)A
55『ターザン:REBORN』(2016年/米)B
54『二ツ星の料理人』(2015年/米)B
53『炎の人ゴッホ』(1956年/米)B
52『サイレント・ランニング』(1972年/米)B
51『アンドロン』(2015年/伊、英、馬)D
50『アウトバーン』(2016年/米、独)B
49『カラーパープル』(1985年/米)A
48『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年/米)A
47『超高層プロフェッショナル』(1979年/米)C
46『特攻大作戦』(1967年/米)B
45『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』(2015年/米)B
44『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(2005年/米)D
43『エミリー 悪夢のベビーシッター』(2015年/米)C
42『チリ33人 希望の軌跡』(2015年/智、哥)B
41『人生は小説よりも奇なり』(2014年/米)C
40『ファミリー・プロット』(1976年/米)A
39『グッド・ネイバー』(2016年/米)C
38『エージェント・ウルトラ』(2015年/米)B
37『デッドプール』(2016年/米)B
36『ちはやふる−下の句−』(2016年/東宝)B
35『ちはやふる−上の句−』(2016年/東宝)B
34『クリーピー 偽りの殺人』(2016年/松竹、アスミックエース)D
33『ザ・コントロール』(2016年/米)D
32『ダイヤルM』(1998年/米)B
31『ランス・アームストロング/ツール・ド・フランス7冠の真実』(2013年/米)A
30『ラスト・スキャンダル あるハリウッドスターの禁じられた情事』(2014年/米)C
29『ヘイトフル・エイト』(2015年/米)C
28『マギー』(2015年/米)B
27『三匹の侍』(1964年/松竹)C
26『女ガンマン 皆殺しのメロディ』(1971年/英)B
25『さらば愛しき女よ』(1975年/米)B
24『バーディ』(1984年/米)B
23『父 パードレ・パドローネ』(1977年/伊)B
22『カンバセーション…盗聴…』(1974年/米)B
21『マン・オン・ワイヤー』(2008年/英、米)B
20『ザ・ブリザード』(2016年/米)C
19『クール・ランニング』(1993年/米)B
18『完全なるチェックメイト』(2015年/米)B
17『ルーム』(2015年/加、愛)B
16『イット・フォローズ』(2015年/米)C
15『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年/米)C
14『ザ・コア』(2003年/米)D
13『怪談』(1965年/東宝)B
12『切腹』(1962年/松竹)A
11『「ベガルタ」〜サッカー、震災、そして希望〜』(2016年/英)A
10『ユーズド・カー』(1980年/米)B
9『突破口!』(1973年/米)A
8『目撃』(1997年/米)B
7『ブラック・スキャンダル』(2015年/米)B
6『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』(2015年/米)C
5『ゾンビシャーク 感染鮫』(2015年/米)C
4『ロボシャークvs.ネイビーシールズ』(2015年/米)B
3『シェルター』(2010年/米)C
2『僕だけがいない街』(2016年/ワーナー・ブラザース)C
1『誰も知らない』(2004年/シネカノン)A