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野球とたばこ
2014年01月26日(日)


 野球はいまなお喫煙率の高いスポーツである。
 監督もコーチも選手も、コワモテ系とサワヤカ系とを問わず、ベンチ裏に回るとスパスパやっている人が少なくない。
 そして、彼らの多くが実は高校や大学の野球部員だったころからたばこを吸っている。

 しかし、最近では、DeNAのように新人や二軍で禁煙を規則化する球団も出てきた。
 昨年のヤクルトの株主総会では、選手が喫煙していることを槍玉に挙げ、「株主に対する裏切り行為ではないか」と糾弾する声もあがったという。
 これにはたばこを吸わない小川監督も、「嗜好の問題にそこまで言われても」と困惑の体だった。

 いまや、スモーカーへの風当たりは強まる一方である。
 先日も西武で未成年の選手の喫煙と飲酒が発覚、6カ月の対外試合出場禁止となった。
 この選手の場合、ドラフト指名直後に無免許運転でスピード違反を犯した前科≠烽ったので、重い処分になったのもある程度は仕方ないところだろうが。

 ぼく自身は、スポーツ選手たるもの全員がノンスモーカーであるべきだ、と基本的には思う。
 陸上競技やボクシングならともかく、有酸素運動のパーセンテージが極端に少ない野球は別だろう、という意見もある。
 しかし、そういうスモーカーが、例えばイチローのようなスピード感溢れるパフォーマンスを見せることができるのか。
 絶対にできない、とは言わないまでも、非常に難しい、ということもまた確かでしょう。

 ただし、たばこを吸いながらでも20勝できる、3割30本打てる、ファンを喜ばせるプレーをして見せられる、という選手がいるのなら、そういう人たちまで批判するつもりはない。
 というより、批判しても仕方がない。

 何を言われても、たばこをやめられない人はやめられないんだから。
 自分の仕事に責任を持てるのなら、吸いたければいくらでも吸えばいいんだよ。
 たばこを吸うべき場所か否か、周囲の人に迷惑にならないか、そういう社会的な配慮さえきちんとできているのなら。

 くだんの西武の若手にしても、これが将来へのハンデにならないように願う。
 かつての監督も主力選手も大っぴらにたばこを吸っていた。
 彼らはプレーヤーとしても指導者としても、それぞれに立派な成績を打ち立てている。

 まあ、いまでもたばこを吸っている彼らが、若い選手に対して、一所懸命練習しろ、私生活でも節制しろ、と言っているのは大いなる矛盾ではあるんですが。