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人生はままならない
2014年01月11日(土)


 ゆうべは今年最初の新年会で、久しぶりに楽しく飲ませていただきました。
 相手は20年来のつきあいになる昔馴染みの編集さん。
 まあ、編集さんといってもいまや大出版社の局長さんなので、ぼくの原稿を直接読んでもらうことはないんだけどね。
 昔は随分しごかれた関係上、いまでも単行本は必ず読んでくれていて、何かとアドバイスをもらっている間柄です。

 場所はプロ野球選手も多数訪れる肉の専門店、新宿のT。
 最近、両親の看病やら何やらで神経が少々疲弊しているせいか、ゆうべはひと際、肉と赤ワインがうまく感じられた。
 当然、話題も景気のいいネタばかり……とは、なかなかいかなくてね、これが。

 編集さんが持ち出した主たる話題は、共通の知人が鬱病にかかってしまったこと。
 ぼくも2005年、古巣の会社を辞める前に精神を病み、会社を退職してから1年半、神経科に通院を続けた経験がある。
 だから、いまの知人の状態をどう思うか、ゆうべは珍しく編集さんのほうから意見を求められた。
 とりあえず、いまは抗鬱剤のおかげで元気になっていると聞いて、いや、そういうときこそかえって用心しなきゃいけないんだよ、という話をしました。
 たぶん、ある程度回復するまでには時間がかかると思う。

 そんな話をしていた最中、東スポのMデスクから突然、訃報のメールが届いた。
 巨人の元投手で、こちらも古いつきあいだった水沢薫さんが亡くなったという。
 追悼原稿を書こうか、ぜひお願いします、という話になり、食事の後でオネーチャンのいる店に繰り出すこともなく、そそくさと帰宅。
 内容が内容だけに、つい考え込んでしまい、いつもなら30分程度で書き終えられる行数に、2時間もかかってしまった。
 
 この週末は連休などいっさい関係なく、ひたすら原稿を書かなきゃならない。
 先日、手術を終えたおふくろは歩行リハビリを重ねて、電話で聞いた声も次第に張りを取り戻しつつあります。
 ただ、そろそろ退院できるかなと思った親父は、もうしばらくおふくろと一緒に入院生活を送ることになりそう。

 人生はままならない。
 しかし、とりあえず生きていて、頭もボケていなくて、やるべき仕事があって、前向きな気持ちでいられるのなら、それだけでもめっけものかもしれない。
 というわけで、明日も原稿書いてます。

 くそったれめ。