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がんばれ母ちゃん
2014年01月9日(木)


 念のためにお断りしておくと、A先生は独身なので、「母ちゃん」とは女房ではなく、文字通りの母ちゃんのことです。
 つまり、自分を生んでくれた人。
 お母さん。
 おふくろ。
 関西弁ではオカンという。
 75歳になるまで病気にまったく縁がなく、手術や入院はもちろん、通院したことすらほとんどないという、それはそれは元気な母ちゃん。

 ところが、去年の暮れから突然体調を崩し、人生で初めて病院で夜を明かす生活を送っているのです。
 生命に別状はないものの、数日前、いろいろあって治療の方針が変わることに。
 一人息子で、当然マザコンのA先生としてはどうにも気になってならず、またこの2日ほど実家へ帰ってきました。
 母ちゃん本人には、
「別に帰ってこんでもええよ」
 と言われたんだけどね。
 今回の治療が一段落してから主治医の先生に聞いたところ、
「これからは治りが早いかもしれん。
 赤坂さんは元気なけんねえ」
 医者が認めるほど元気なのだから、もっと大船に乗った気分でいたい。

 ただ、母ちゃんは病院で治療を受けた経験が乏しいぶん、痛みに弱いのですよ。
 点滴注射にも、
「痛い痛い痛い」
 と泣くような声を出す。
 そこでぼくが、
「がんばって」
 と声をかけると、
「がんばられん!」
 と、妙にきっぱりとした返事が返ってくる。

 まあ、そう言わずにがんばってよ。
 とにもかくにも順調に快復してるんだから。